S社はこの数年の積極的な中途採用活動により採用活動前の約2倍の社員数となりました。採用した人材はいずれもポテンシャルの高い人材ばかり。しかし入社後1年を経過してもその期待値を上回るパフォーマンスを上回っている社員は少なく、逆に退職する社員すら出始めていました。
適性検査CUBICは、現有社員にも受検させたり、入社1年後に改めて受検させたりすることで、社員の成長や心境変化を定期健康診断のように客観的に把握することが可能です。 また、部署や職種など属性別の集団特性を把握することも可能ですので、その属性に対する適性が明確に把握できます。さらに別の使用方法として、人材を募集してきた求人媒体別、入社時期別などに区分設定を行い、採用活動のパフォーマンス分析を行うことも可能です。
S社が再受検を行った結果、最近採用した人材は従来組織と比較し受動的であること、プライベートを重視する傾向であることが判明しました。そこで、集団研修や業務マニュアルを整備したり、営業先からの直帰を許可したり、ミーティングを朝型に変えるなどして残業を減らすなどの施策を行ったところ、スタッフのモチベーションが上昇し少しずつ効果が出てきました。これは積極的な新規採用により組織の特性が変化し、今までの手法が通じなかったことが原因だと思われます。このような組織診断を行うと通常では100万円以上の費用がかかりますが、適性検査CUBICを活用すれば採用用個人特性分析診断人数分と現有社員用個人特性分析人数分で
実施することが可能です。
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